【塾のバイトで不採用の理由と合格のための5か条】

塾講師面接

塾のバイト受けようかな?でも落ちたらどうしよう?

この記事では、不採用になった人の実例を交えながら、塾講師のバイトに合格するための方法をお伝えします。

大手個別指導塾で15年教室長をしており、講師の面接を100回以上行ってきた現役塾長が書きます。

スポンサーリンク

塾講師のバイトに落ちる人

これまでウチの塾に応募してきて、不採用になった人たちの事例です。

傲慢な人

最も印象的なのは赤いTシャツとジーパンで面接に来て、条件を説明したときに

個人塾経営している経験者なんだけど、自分の経験だとその給料ではできませんね。もっと出してもらわないと。

って言ってきたおじさん。

そのままお引き取りいただきました。

それから東大生が面接に来たことがあり、それ自体は大変ウェルカムなんですが…
東大生が来てやったぞ。暇な時間に働いてやるぞ。忙しいときには休むけどな」っていう感じで話をしてきた人がいました。

面接中に採用しないオーラを出したからか、その後不採用通知をしようとしても音信不通になりました。

こういう人が不採用になるのは当然と思ってもらえると思います。

前科のある人

元小学校の教師の人で、わいせつ事件を起こして教師を辞め、塾に応募してきました。

正直に言ってくれたので心を入れ替えたとは思うのですが、風評リスクなども考えると採用できませんでした。

不潔な人・身だしなみが整っていない人・クサイ人

1か月くらいお風呂に入っていないのかと思われる臭いを発する人が来て、お断りしました。採用試験は満点だったんですけどね。

それから肩にフケがたくさん落ちている人。生徒がフケに集中してしまいます。

タバコの臭いがする人も、生徒から敬遠されがちですので採用率は下がります。

靴下に穴が開いている人。これだけならまだ許されますが、そういう人は清潔感がない場合が多いです。

いろいろと適当な人

・履歴書に写真がない
・履歴書に誤字・脱字が多い
・履歴書の志望理由を書いていない
・そもそも履歴書を持ってこない
・連絡なしで面接に遅刻する
・面接中や採用試験中に足を組む

これらの適当さがある人はそれをカバーするだけのスキル・経験・意欲が必要でしょう。

学力が不足しすぎている人

学力は後からついてきますので、採用時には多少不足しててもいいんです。

意欲と熱意でカバーすれば。

しかし限度がありまして、「3x=10」くらいの方程式が解けなかったりすると不採用になります。

研修に時間を取られすぎちゃいますので。

短期希望の人

「夏休み中時間があるので夏期講習中だけやりたいです」っていうようなケースです。

これは塾によっては歓迎されることもあるかもしれませんが、講師が成長しにくいのでウチではお断りしています。

英語も数学も教えられない人

大学受験予備校なら英数以外の単科を教える人もたくさんいますが、個別指導塾の場合には英数の需要が中心なので、採用しても授業を持てないかもしれません。

「国語ならいけます」っていう人なら可能性はあります。

コミュニケーション力がない人

無口すぎる人質問と答えがズレてる人、妙な間がある人。

生徒側から「わかりにくい」と言われてしまう可能性が高いです。

塾のバイトに合格する方法5か条

上述の内容を踏まえて、合格する方法をお伝えします!

①【書類はしっかり丁寧に

履歴書は手書きでもパソコンでもいいんですが、手書きの場合には丁寧に書きましょう。写真・志望理由などもモレなく!

清潔感のある身だしなみで

フケや鼻毛やにおいに注意しましょう。

③【採用試験がある場合には勉強して準備

面接アポのときに、

採用試験はどのような内容でしょうか?事前にどのような勉強をしておけばよろしいでしょうか?

と聞いておくといいかもしれません。それで仮にテストがうまくいかなくても意欲のアピールになります。

英語数学はどちらかでもいいので、一定以上の学力を身につけておくといいでしょう。

過去には「もう少し勉強して学力を高めたいので面接を少し先に延ばしてもらえないか」と言われ延期し、実際に採用試験で高得点だったケースもあります。

④【長期を希望する

実際、生徒に対しても塾に対しても長期のほうがプラスになりますし、講師としても得るものが大きいと思います。

ただ、「長期でやります」って言って採用された後にブラックだったことが判明した場合などは、短期で辞めてしまうのも仕方のないことだと思います。

辞めるのも労働者に与えられた権利ですし。

⑤【コミュ力を磨いておく

普通のコミュ力でいいんです。生徒との会話が成り立てば。

できれば楽しい雑談とかできたほうがいいですけどね。

普通のコミュ力も備わっていないと感じられる場合には、意識して生活し、磨いてから応募するとよいかもしれません。

それでも自信がない場合にはやめておいたほうがいいでしょう。生徒との関わりの中で「向いてないや」と感じ傷つくことがあります。

熱意さえあればいろいろカバーできる

「生徒のために頑張ります!」とか言ってくれる応募者は、多少書類に不備があったり学力に不足があったりしても採用しちゃいます。

きっと他の教室長さんたちも同じでしょう。

個人的には「稼ぎたいので頑張ります」っていう人でも全然OKです。

お金のためだったとしてもしっかり仕事をしてくれれば何の問題もありません。

最初は高時給という理由で応募してきて、後から生徒愛が大きく

結局何が大事かっていうと、責任を持ってきちんと仕事してくれるかどうかです。

面接ではぜひ責任感と熱意をアピールしてみてください。

多くの方が塾講師という素晴らしい仕事にかかわるきっかけになれば幸いです。

採用・不採用の実例集はこちら⇩

塾講師の正社員を考えている人はこちらも参考にしてください!⇩

塾講師のバイト探しはこちらからどうぞ!⇩

塾の仕事に興味がある方はこちらも参考になると思いますよ!⇩

タイトルとURLをコピーしました