【塾講師のアルバイトのルール】守らないとどうなる?

塾のルール

塾講師のアルバイトに興味あるんだけど、ルール厳しいのかな?

このような疑問を抱いている方へ、大手個別指導塾の現役塾長が塾講師が守るべきルールについて解説します。

この記事の内容は次の通りです。

・塾特有のルール4つ
・ルールを守らなかったらどうなる?
・塾のルールは厳しいか

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多くの塾で採用されているルール4つ

①生徒と連絡先を交換してはならない

これはおそらくほとんどすべての塾に共通するルールだと思います。

講師と生徒が恋愛関係になってしまうリスクや、担当生徒に塾以外で個別に家庭教師として教える約束をしてしまうリスクを考慮し、このようなルールがあります

「塾以外で教えちゃダメなの?」って思うかもしれませんが、塾の管理外なのにもかかわらず万一問題が発生したときに、責任問題になる可能性があるためです。

先生、連絡先教えてー!

などと言ってくる生徒も多いのですが、絶対にダメって研修で伝えています。

②SNSで塾に関係する内容を発信してはならない

塾は信用第一の商売ですので、評判に傷がつくリスクを最小限にします。

例えば大学生のバイト講師が「今日のバイト疲れたなー」っていう感覚で

「今日の授業キツかったなー」

ってSNSでつぶやいたとして、その日授業を受けていた生徒やその保護者がたまたまそれを見たとすると、

うちの子の出来が悪いってことかしら…?

とか思われてしまいます。

そんなつもりで発信していなくても、受け取り方によって塾の印象が悪くなる可能性があるのです。

③髪の色・服装

この辺もルールとして明記されている場合があります。

私の塾ではスーツ着用とか、Tシャツ・ジーンズ禁止とされています。

中には私服で来て白衣を羽織って授業するところもあります。

髪の色は真っ黒でなければいけないわけではないんですが、講師としてふさわしいものとされています。

個人的には髪色が金だろうが紫だろうが、きちんと仕事して結果出してくれればそれでいいと思っているんですが、そこはやっぱり信用商売。

一部でも「あんな不真面目そうな講師がいる塾に預けられない」という声が生じる可能性があるのでルール化されています。

パーマは基本OKでしょう。

この辺は塾によって違いがありますので、個別に確認が必要かもしれません。

④プライベートな情報は公にしない

  • 学歴
  • 年齢
  • 出身校

これらは生徒や保護者に言わないというルールもあります。

新人講師を不安視する保護者の方や、学歴を必要以上に気にする保護者の方が存在するためです。

ほとんどの保護者は気にしないんですけどね。

まあ、どこから悪い評判が立つかわからないので、こんなルールがあります。

ルールを守らなかったらどうなるか?

破ってしまったルールによります。

私の教室で過去にあった事例でお伝えします。

【生徒と連絡先交換してしまった】

過去に一人自分のメールアドレスを書いて生徒に渡してしまった講師がいました。

その講師がどうなったかというと…

即解雇です。容赦なしです。絶対にやってはいけません。

【SNSで発信してしまった】

これは内容によりますね。

塾の信用に傷をつけるような内容なら即解雇になりますし、そうでなければ注意で済むと思います。

【髪型・髪色】

これはそれほど大きな問題にならずに注意で済む場合が多いと思います。社員だと「直してこい」って言われるかもしれませんね。

塾のルールは厳しいか?

ここまでの話でお分かりかと思いますが、塾のルールは全く厳しくありません。

ほかのアルバイトでも最近ではSNSの使い方などはしっかり指導され、ルール化されているところも多いでしょう。

髪色を自由にしたい!

スーツはめんどい!

っていう人からするとちょっとだけ窮屈に感じるかもしれません。

それからルール化されているか塾によるんですが、

自由なシフト制ではないという点も人によっては厳しいと感じるかもしれません。

大学生が自分のテスト勉強のために塾の授業を休むなどのケースは認められない場合が多いでしょう。

ということで、塾特有のルールについて解説してきました。

もしかしたら少し厳しいと感じた人もいるかもしれませんが、それを補って余りある価値ある経験(自分の成長や成果が出たときの喜び)ができる素晴らしい仕事だと思っています!

塾講師に興味ある方の参考になればうれしいです。

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