塾の仕事に興味あるんだけど、教室長ってどんな仕事するんだろう?
そんな疑問や不安をお持ちの方へ!個別指導塾の現役塾長が解説します。
教室長のとある一日
14時出社
多くの塾で13時や14時の出社になります。(たまに15時のところも見かけます。)
<出社したらやること>
・清掃 ・留守電やメールのチェック ・スケジュール確認(自分の予定および今日の授業予定)
そして生徒が来るまでに事務仕事はできるだけ片づけます。
<この日やった事務仕事>
・講師の給与計算 ・振替授業の設定&講師への連絡 ・教材・備品の発注 ・問い合わせがあったご家庭への連絡
電話以外の仕事は生徒たちが帰ってからゆっくりやることも多いです。
15時~
予定していた保護者面談を行います。
在籍生の保護者と定期的に面談を行います。
【面談で話すこと】
・ご家庭で不安に感じている部分のヒアリング
・講習の受講内容の説明・提案
・志望校に必要な数値、目標点
・講師との相性
・授業中の様子
だいたい20~30分で終わりますが、長いと1.5時間くらいかかることもあります。
定期的な保護者面談は「再契約の場」と考えてもよい、重要な仕事です。
そのため準備も前日のうちから入念に行います。
その後はちょっとユルっとします。生徒が来はじめるとゆっくり休憩できないので。
16時~
そろそろ生徒が来ます。誰よりも明るく元気に挨拶をして出迎えます。
教室長が暗いと教室の雰囲気も暗くなりますし、そういう教室にはあまり生徒が入ってきません。
「自分は教室を照らす太陽だ」と思うようにしてます。笑。
授業開始10分前くらいには、授業を予定している講師がみんな来ているか、講師に伝えることはないか、確認します。
そして授業開始。
教室長は基本的に授業はあまりしません。授業するの好きなんですけどね。
授業中には授業ブースを巡回します。
【巡回中に確認すること】
・生徒の表情(理解できているか、集中しているか、疲れていないかなど)
・学校の様子(授業進度やテストにでる内容の情報)
・講師の授業レベル
・生徒・講師のコミュニケーション
早い時間は少し余裕があるので、翌日の面談準備などの事務仕事を進めておきます。
17時~
17時過ぎになると自習生もやってきます。
せんせー、理科のテスト対策プリントわからないので教えてください!
どれどれ、なるほど。導線のまわりにできる磁界の話ね。
これは右ねじの法則って言ってね……
こんな感じでフォローしていきます。テスト直前だとこのような対応をするだけでほぼ1日終わっちゃうこともあります。
18時~21時
保護者面談・自習生フォロー・授業巡回。やることは上と一緒です。
生徒が帰るときも明るく挨拶します。
テスト勉強でわからないところあったら明日持ってきてなー
ゆっくり寝て風邪はやく治すんだぞー
こんな感じですね。
21時以降
授業後の時間は講師ともコミュニケーションをとりたいのですが、この日は中学生のテストが近かったので生徒たちの要望に応じて集団授業形式で補習をしました。
10人くらい。理科のテスト対策プリントや社会の教科書内容の解説をします。
そして生徒たちが帰ったら残っている事務仕事をやって、一日の仕事おしまい!
そのあとは講師たちと雑談したり遊んだりしてます。
いかがでしょうか。
参考になりましたか?16時以降の、生徒たちと沢山かかわっている時間が一番楽しいかな。
特にテスト前で前向きに勉強している生徒たちの相手をしているときは充実感を感じますよ!
さらにやりがいを感じる瞬間はこちら⇩
そして教室長の仕事が気になる方はこちらもどうぞ⇩
教室長の仕事について、転職エージェントに相談したい方はこちら↓